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奇跡の日本海ノリ 名物に

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養殖に成功したノリをPRする岩崎さん(左)と村上さん(舞鶴市で)
養殖に成功したノリをPRする岩崎さん(左)と村上さん(舞鶴市で)

舞鶴の漁師ら養殖成功

 舞鶴市野原の漁業者グループがこれまで困難と考えられてきた日本海でノリ養殖に成功した。味わいや香りもよく、グループは「日本海の奇跡のノリを味わってほしい。舞鶴の新名物になって、若者の地元定着につなげたい」と意気込む。(二谷小百合)

香り、甘み良好 「若者定着つなげたい」

 漁師の村上宗一さん(73)と民宿経営の岩崎弥太郎さん(63)が挑戦した。村上さんは主に韓国向けにヌタウナギを扱っていたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で輸出が止まった。岩崎さんも海水浴場が閉鎖となって民宿を開けなかった。新たな収入源を模索していたところ、村上さんがノリ養殖を発案した。

 兵庫県の淡路島や明石市のノリ養殖漁師らに相談を重ね、試験的に実施することになった。何度も現地へ通ってノウハウを学んだ。産地で不要になった資機材を譲り受けた。

 1・8メートル幅で20メートルの長さの種付けした網を昨年、地区でも波の影響が少ない場所を選んで50枚張った。1日に数時間は水面から揚げて網を乾かすなど作業に手間をかけた。野原地区では約50年前に養殖が行われたことがあったが、当時は不首尾に終わった。今回は年明けに生育を確認。無事、収穫できた。

 収穫や脱水、干す工程は全て手作業だ。1日に加工できる量も限られるが、板ノリなど4種を商品として開発。試食したところ、香りが高く、甘みが強く感じられる仕上がりになった。指導した兵庫県の漁師らは品質の高さに驚いたという。今回は試験養殖だったが、来季以降はできるところは機械化し、安定的な収入源になるように規模を拡大したい意向だ。岩崎さんは「養殖を産業にし、若者の定着につなげたい」などと期待を寄せる。

 「焼きのり舞鶴海苔のり」(10枚入り、税別550円)やバラの状態の「ざぶとんのり舞鶴海苔」(40グラム、同1300円)などがあり、舞鶴市内のスーパー「三ツ丸ストア余内店」や京丹波町の道の駅「京丹波 味夢の里」などで販売している。問い合わせは販売を担当するMASA(マサ、0773・64・6888)。

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1996373 0 ニュース 2021/04/20 05:00:00 2021/04/20 05:00:00 2021/04/20 05:00:00 養殖に成功したノリをPRする岩崎さん(左)と村上さん(舞鶴市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210419-OYTNI50030-T.jpg?type=thumbnail

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