読売新聞オンライン

メニュー

外食チェーン、新業態続々

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 外食チェーンが新業態の開発を急いでいる。新型コロナウイルスの感染拡大で通常営業できない状態が続き、コロナ後の「ニューノーマル(新常態)」も見据える。夜から朝へ、レストランからファストフードへ、都市から郊外へと、出店戦略の見直しを迫られている。(姫野陽平)

朝食にホテルでもつ鍋

 福岡市のJR博多駅近くのビジネスホテル1階から早朝にもかかわらず、もつ鍋の香りが漂ってくる。店内はテーブルに1人用鍋が置かれ、ニンニク抜きの朝用スープに自分で選んだ具材を加える。サラダや小鉢など「普通」の朝食も並ぶ。

もつ鍋食べ放題の朝食を提供する「楽天地」の新店舗(5月28日、福岡市博多区で)
もつ鍋食べ放題の朝食を提供する「楽天地」の新店舗(5月28日、福岡市博多区で)

 もつ鍋「楽天地」(福岡市)が3月に出店した新業態で、夜だけでなく午前7時から営業し、もつ鍋食べ放題付きの朝食ビュッフェを提供する。宿泊客は60分で税込み1300円。出張で来た神戸市の女性会社員(44)は「夜は食べ歩きできず、朝から博多名物を楽しめてよかった」と笑顔だった。朝の来店客が100人を超える日もあり好調だ。

 夜が中心のもつ鍋店は、コロナ禍で打撃を受けた。5月からの緊急事態宣言では福岡県内の半数の6店を休業し、全店売上高はコロナ前の1割に。水谷崇社長は「朝や昼に酒なしで楽しめるサービスに手探りで挑戦している」と話す。

 水炊き「華味鳥」のトリゼンダイニング(福岡市)も4月、博多駅近くのホテルで朝食ビュッフェの新業態を開店した。ちょっとぜいたくな「朝活」として、水炊きや「博多がめ煮」など郷土料理をそろえた。

1

2

3

4

無断転載・複製を禁じます
2136759 0 ウィークリーけいざい 2021/06/18 19:00:00 2021/08/04 15:50:18 もつ鍋「楽天地」の朝食サービス(28日、福岡市博多区で)=姫野陽平撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210618-OYTAI50010-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)