読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

[解藩知県]令和の殿<9>番外編

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 転機となったのは、旧薩摩藩島津家の現当主・ 修久のぶひさ さん(83)からの依頼だった。隆盛をまつる南洲神社(鹿児島市)で催される例大祭に、西郷家の代表として参加するよう頼まれた。島津家は廃藩置県後も鹿児島に残り、観光業や博物館の運営などを通して地域に貢献している。

 曽祖父にとって島津家、特に斉彬は、下級武士だった自身を 抜擢ばってき し、日本の進むべき道を示してくれた大恩人。だから今も西郷家にとっては島津家は絶対的存在であり、隆文さんは現当主を修久先生、と呼んでいる。「西郷家を代表する以上、人から西郷さんについて聞かれて答えられんかったらいかん」。隆盛の教えや言葉をまとめた「南洲翁遺訓」を学び始めた。

 鹿児島の士族が1877年に曽祖父を擁して起こした西南戦争は8か月に及ぶ内戦となり、多くの若者が命を落とした。それでも地元での西郷人気は圧倒的だ。その理由を隆文さんは、「敬天愛人」の生き方を貫いたことにあるからと考えている。「ただ相手のことを思って行動する。その誠意ある生き方で周りに多くの人が集まったのが西郷さん。だからこそ自分を慕う若い士族の青年たちを放ってはおけなかったのでしょう」

1

2

3

4

5

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2376527 0 解藩知県第3部令和の殿 2021/09/18 05:00:00 2021/11/25 14:36:24 「似ているとよく言われます」。西郷隆盛の肖像画のそばでほほえむ西郷隆文さん(鹿児島県日置市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210918-OYTAI50000-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)