新型コロナ 福岡県内のデータの推移 2022年

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小児接種 判断は保護者に

 新型コロナウイルス対策で、県内でも5~11歳の小児接種が今月から本格的に始まった。ただ、打つかどうかの判断は事実上、保護者に委ねられている。市町村は相談に対応するなど不安の 払拭ふっしょく を図り、接種を進めたい考えだ。

 県によると、今月6日まで1週間の小児(10歳未満)の新規感染者数は3772人、全年代に占める割合は19・6%と最多だった。割合は1月初旬の5・1%から4倍近くに増えた。この間、12歳以上は接種が進んでおり、小児は未接種の影響もあるとみられる。

 小児接種は予防接種法上の「臨時接種」だが、12歳以上接種に課された「努力義務」の適用は国の専門家分科会で見送られた。子どもは感染しても無症状・軽症が多い中、予期しない副反応のリスクなどを勘案し、適用に慎重な意見も出されたからだ。使用ワクチンは米ファイザー製。日本小児科学会は「発症、重症化予防などで意義がある」との見解を出している。

 今月5日。北九州市のスポーツ施設で小児集団接種が始まり、約170人が打った。付き添いの保護者(48)は「感染して万が一にも重症化するのが心配。打ててよかった」と 安堵あんど した。

 市はまず、小学4年生以上の約1万6000人と、持病のある子どもらに接種するが、予約は11日時点で1割強にとどまる。コールセンターでは相談も受けており、感染症医療政策課の小田淳志・接種担当課長は「副反応などに不安を感じる人を中心に、当面は様子見が続くかもしれない」とみる。

 小児接種では各自治体とも試行錯誤している。岡垣町は不安を和らげようと、医師が予診から接種までを担う方式で実施する。福岡市はニーズが予想される基礎疾患のある児童らから接種を始めた。高島宗一郎市長は記者会見で「リスクとベネフィット(利益)を比較して判断を」と述べ、接種するかどうか、家庭で話し合うよう呼びかけた。

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