東京五輪バスケ女子「銀」 努力の林、コートに咲く…糸島市出身・林咲希選手

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 重ねた努力が、チームに銀メダルを呼び込んだ。バスケットボール女子日本代表で、福岡県糸島市出身の林咲希選手(26)(ENEOS)。自他ともに認める練習の虫は、晴れ舞台で代名詞の「3点シュート」を決め続け、確かな足跡を残した。(大久保和哉)

バスケットボール女子決勝の米国戦で、シュートを放つ林咲希選手(8日、さいたまスーパーアリーナで)=守谷遼平撮影
バスケットボール女子決勝の米国戦で、シュートを放つ林咲希選手(8日、さいたまスーパーアリーナで)=守谷遼平撮影

 体育館に住んでいる――。バスケの強豪・白鴎大(栃木)時代の林選手は、そううわさされた。それほどの練習量で、3点シュートに磨きをかけた。

 精華女子高(福岡市)までは、ゴール下が主戦場。だが、身長1メートル70台前半は高い方でなく、大学ではゴールから離れたポジションを任された。より得点力が求められ、3点シュートに活路を見いだした。

 練習の前後、授業の合間など時間を見つけては、体育館で3点シュートばかりを打ち込んだ。1日600本以上、放ったことも。マネジャーで自主練習に4年間付き添った永島望美さん(27)は「彼女ほどの努力家はいない。誰よりも一番練習していた」と振り返る。

 練習で培った精神力は、土壇場の勝負強さにつながった。4日の準々決勝では、2点差を追う中、残り16秒で3点シュートを決め、逆転勝利。準決勝まで5試合で3点シュート17本の成功は全チームで2位だった。

 だが、8日の決勝は、米国の厳しいマークで1本も決められなかった。それでもコート内を動き回り、4得点するなど存在感はみせた。「練習や精神力のおかげで、大きな舞台でシュートが決められた。悔しいが、次につながるオリンピックになった」。林選手は試合後にそう語り、更なるレベルアップを誓った。

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2272105 0 ニュース 2021/08/09 05:00:00 2021/08/09 05:00:00 2021/08/09 05:00:00 バスケットボール女子決勝の米国戦で、シュートを狙う林咲希選手(8日、さいたまスーパーアリーナで)=守谷遼平撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210809-OYTNI50013-T.jpg?type=thumbnail

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