「希望のエネルギー」届け ゴールボール・浦田選手、4度目の舞台で胸張る「銅」

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 視力を失い絶望した時、人生の目標を与えてくれたのは17年前のパラリンピックだった。銅メダルに輝いたゴールボール女子の浦田理恵選手(44)(総合メディカル)。「あの頃の自分のように、希望をなくした人たちに勇気を届けたい」。熱い思いを胸に、若いチームを支え、4度目の大舞台で躍動した。(沢井友宏)

ゴールボール女子で銅メダルを獲得し、喜ぶ浦田理恵選手(右)ら日本チーム(3日、幕張メッセで)=沼田光太郎撮影
ゴールボール女子で銅メダルを獲得し、喜ぶ浦田理恵選手(右)ら日本チーム(3日、幕張メッセで)=沼田光太郎撮影

 強豪ブラジルとの3位決定戦。後半で途中出場し、司令塔としてリードを守り切った。試合終了の瞬間、両腕を突き上げてガッツポーズ。目隠しを外し、駆け寄った仲間と抱き合って喜びを爆発させた。

 視力が落ち始めたのは、小学校教諭を目指していた20歳の頃。自暴自棄になり、「死ねば楽になる」と思った。それでも両親に励まされ、 鍼灸しんきゅう マッサージ師の資格を取るために福岡視力障害センターに通った。

 2004年夏、友人がアテネ大会のテレビ中継に夢中になっていた。ゴールボール女子の3位決定戦に臨む日本代表の中に、同センター出身の小宮正江さん(46)の姿があった。銅メダルに沸く歓喜の声に「見えなくても、輝けるんだ」と心が躍った。

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2339782 0 ニュース 2021/09/04 05:00:00 2021/09/04 10:36:52 2021/09/04 10:36:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210904-OYTNI50008-T.jpg?type=thumbnail

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