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コロナで減収の佐世保の動植物園、CF活用…返礼品目玉は赤ちゃんの命名権

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 長崎県佐世保市の九十九島動植物園「森きらら」が、動物の飼育施設の改修費に、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)を活用している。コロナ禍で減収が続く中、多くの人の支えで住環境を改善し、コロナ収束後に生き生きとした動物たちを見てもらいたいとの考えだ。(中村明博)

まずはクマ舎をリフォーム

 同園は今春、開園60周年を迎えた。新型コロナウイルスの影響を受け、昨年度の来園者数は過去最低の14万3742人で、ピーク時(1980年度)の6割以下となった。今も続く厳しい現状を知ってもらい、多くの人に力を貸してもらおうとCFの活用を決めた。

CFで資金が集まり、改修が決まったクマ舎
CFで資金が集まり、改修が決まったクマ舎

 最初に取り組んだのがクマ舎。ニホンツキノワグマ2頭を飼育するが、同舎の地面はコンクリート製で夏は気温より10度高くなる。バテ気味な様子を見かけ、日よけを設けたが、根本的な解決にはならなかった。

 そこで土でならし、草木を植えることを企画。自然に近い環境を整え快適に過ごしてもらう狙いだ。土を掘って捕まえた虫を食べる野生に近い姿を見てほしいという願いもあるという。

土を入れ、草木などを植えた改修後のクマ舎のイメージ(森きらら提供)
土を入れ、草木などを植えた改修後のクマ舎のイメージ(森きらら提供)

 7月中旬に1口3000円~100万円で資金募集を始め、9月3日に目標の850万円に到達した。来年2月までの完成を目指す。

ペンギン館も

 続いて取り組んだのがペンギン館のコンクリート床に砂を敷く計画。足の裏にタコのようなものができる病気や、熱中症からフンボルトペンギンを守るためだ。3日に資金を募ると、8日に目標額の120万円を達成。現在はアミメキリンの餌やり台に、雨よけの屋根を設ける費用として130万円を募っている。

 返礼品の目玉はシロテテナガザルの赤ちゃんの命名権。普段は見学できない動物の様子をライブ配信するオンラインツアーなどもある。同園は「多くの支援をいただきありがたい。コロナが落ち着けば、快適に暮らす動物たちに会いに来てほしい」と話している。

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2353711 0 ニュース 2021/09/09 15:00:00 2021/09/09 15:00:00 2021/09/09 15:00:00 資金が集まり、改修が決まったクマ舎 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210909-OYTNI50011-T.jpg?type=thumbnail

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