川辺川流水型ダム26億円…予算案 前年度の5倍計上

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 24日に閣議決定された2022年度予算案には、昨年7月の九州豪雨で氾濫した熊本県・球磨川の新たな治水対策として、支流の川辺川で建設が検討されている流水型ダムの関連費約26億4100万円が計上された。国はダム本体の構造を検討するために必要な地質調査などを進める予定で、関連費用は21年度当初予算の約5倍に増えた。

 国土交通省によると、22年度は予定地周辺の地質調査に取り組み、引き続きダム本体の構造の具体化を図る。県の要望を受けて21年度に始まった環境影響評価(環境アセスメント)の一環として、動植物や水質などの調査も本格化させる。

 同省は今月7日、流水型ダムについて、従来の川辺川ダムが計画されていた同県相良村の予定地に建設する方針を表明。14日には、環境影響評価の第1段階として、環境への影響を整理したリポート案を専門家会議に提示するなど、建設に向けた動きを加速させている。

 熊本県の蒲島郁夫知事は2008年、川辺川ダム計画の「白紙撤回」を表明。九州豪雨後の20年11月に方針を転換し、国に流水型ダムの建設を要望した。これを受けて、同省は21年度当初予算に関連費5億5500万円を盛り込み、調査・検討を始めた。

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