干ばつのアフガニスタン、1万8000人に食糧支援…ペシャワール会、20年ぶり

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 アフガニスタンで医療や農業の支援に取り組む民間活動団体(NGO)「ペシャワール会」(福岡市)は26日、干ばつで深刻な食糧不足となっているアフガンで緊急の食糧支援を始めたと発表した。2月上旬まで、東部ナンガルハル州の約1万8000人に小麦や米など1か月分を配給する。同会による食糧支援は2001年9月の米同時テロ後以来となる。

24日にアチン郡で行われたPMSの食糧配給=PMS提供
24日にアチン郡で行われたPMSの食糧配給=PMS提供

 同会によると、昨年12月、同州を拠点に活動する現地NGO「ピース・ジャパン・メディカルサービス(PMS)」から、「運営する診療所に栄養失調で運ばれてくる子どもが急増し、食糧が必要」との訴えが寄せられた。同州では、PMSが 灌漑かんがい 施設を整備した地域では農作物が育っているが、他の地域は干ばつに見舞われているという。

 このため、同会は特に深刻な6郡で、地元の保健当局と協力して食糧を配給することを決めた。対象は、栄養失調の子どもや妊産婦を抱える家庭など。隣国のタジキスタンやウズベキスタンから輸入された食糧を購入し、23、24日にアチン郡で配給を始めた。資金は、昨年末に同会が様々なルートで送金した中から9万ドルを充てた。

 同会の村上優会長(72)は「経済制裁の中、送金などで困難な状況が続くが、最も厳しい冬を乗り切るため、全力を尽くしたい」と話した。

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2707605 0 ニュース 2022/01/27 05:00:00 2022/01/27 13:58:52 2022/01/27 13:58:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/01/20220127-OYTNI50003-T.jpg?type=thumbnail

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