「『脱炭素』需要取り込む」 西部ガスホールディングス・道永幸典社長[挑戦2022]

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Q、LNG販売どう増やす?

 世界的に進む脱炭素化に向けた移行期には、「低炭素」なエネルギーに対する注目が高まる。液化天然ガス(LNG)は石炭や石油よりも二酸化炭素(CO2)排出量が少ない燃料として必要だ。

 北九州市で運営しているひびきLNG基地から半径150~200キロの販売エリアにある企業や工場などには、LNGの潜在需要が多くある。(ボイラーなどの)熱源に重油や液化石油ガス(LPG)を使っている企業に対し、低炭素の観点からLNGへの転換を促して需要を掘り起こす。

 海外への販売も強化したい。特に市場が大きい中国向けには、距離が近いひびき基地をLNG受け入れの中継点として活用できるのが当社の強みだ。ロシアのガス大手ノバテクとは、すでに2024年度から年14万トンのLNGを中国向けに販売することで合意している。

 一連のビジネスが軌道に乗れば、LNGを受け入れるひびき基地のタンクを現在の2基から3基に増やすことも検討課題となる。LNGは世界的に需給が 逼迫ひっぱく しており、増設の意義はある。ただ、多額の投資となることもあり、他社との協業など、どのような方法があるか今後考えたい。

 ひびき基地の隣接地に九州電力と共同でつくるLNG火力発電所では、脱炭素に向け、将来的に燃料に水素を混ぜることを試みる。ほかに、再生可能エネルギーの導入量も30年までに現在の4倍に増やし、脱炭素化に貢献していきたい。

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