顔見える選挙 再び マスク外して演説、練り歩き…公示後初の週末

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 参院選は25日、公示後初の週末を迎えた。新型コロナウイルスにより多くの候補者が活動を制限した昨秋の衆院選とは状況が変わり、候補者は人出を求めて繁華街や駅前に出かけたり、住宅街で有権者に語りかけたりして、顔の見える選挙戦を展開した。

熊本選挙区で自民党の松村祥史氏が4選

人出求めて

 「おかしなことにおかしいと言える政治にしていく」

 25日午前、九州最大の繁華街、福岡市・天神で立憲民主党の泉代表は、福岡選挙区(改選定数3)の同党現職候補の隣で訴えた。その後、2人は多くの買い物客が行き交う新天町商店街に移動。時折マスクを外して笑顔を見せたり、支援者の肩に手を添えて語りかけたりしながら練り歩いた。

 新型コロナの感染拡大で昨年の衆院選では、選挙活動の自粛が相次いだ。多くの候補者は大規模集会を開かず、街頭演説でもマスクの着用や「ソーシャルディスタンス」確保を求めるなどの対応を余儀なくされた。

 ただ、今回は、屋外で距離が取れる場合などにはマスク不要とする政府見解が示されており、選挙戦でもマスクを外して支持を訴える候補者が出ている。

 立民の現職候補は6年前の参院選でトップ当選した。しかし、今回は支持層が重なる国民民主党の新人候補はじめ、過去最多の16人が出馬しており、陣営は「票をそがれる」と警戒感を強める。マスクを外した選挙活動について陣営幹部は「表情が見えるので有権者に認知される。反応も上々だ」と手応えを語った。

表情に人柄

 公明党の現職候補は25日午前9時すぎ、激しい雨が降る中、同市博多区のJR竹下駅前でマスクを外して「必要なのは実現力」と訴えた。政府の新型コロナ対策に携わってきた実績をアピール。集まった約50人は「そうだ」「がんばれ」などと大きな声援を送った。演説を終えた後、候補がマスクを外して記念撮影に応じることもあった。

 コロナ下では、マスク着用の演説姿が定番となっていたが、県内でも1日の感染者数が1000人を下回る日が続くなどして、陣営の意識も変化。有権者との距離が十分に取れる場合は、マスクを外して演説に臨む。陣営関係者は「有権者に表情を見せることで候補の人柄もより効果的に伝わる」と強調する。

対策も継続

 一方で、衆院選並みの感染対策で臨む候補もいる。

「ウィズコロナでしぼんだ経済を回していく。皆さんの声を聞き、対策を進める」

 熊本県合志市の農協支所前では、熊本選挙区(改選定数1)の自民党の現職候補が有権者と距離を取って訴えた。演説前には支援者と「グータッチ」。演説を終えると足早に選挙カーに乗り込み、次の遊説先に向かった。

 陣営は屋内での個人演説会は原則行わず、選挙カーの巡回先の屋外に支援者を集めてマイクを握る選挙戦を展開する。その場合も支援者にマスク着用や距離の確保を呼びかけている。

 陣営スタッフは「感染は続いている。支援者やスタッフを守るため、対策を徹底する」と語った。

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