<176>第11条掟書の謎解く鍵

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惣国一揆の政庁平楽寺の跡と伝わる上野城城代屋敷跡(伊賀市で)
惣国一揆の政庁平楽寺の跡と伝わる上野城城代屋敷跡(伊賀市で)

 惣国一揆 掟書おきてがき はいつ制定されたのか。掟書最後の第11条にこの掟書の謎を解くヒントがありそうだ。前回に続き論考を進める。

 ここで注目するのが、永禄13年(1570年)3月24日付大原同名中 与掟くみおきて (「大原勝井文書」)である。伊賀惣国一揆に隣接する甲賀郡中惣を構成した大原同名中の掟書であるが、これが、惣国一揆掟書と内容的にきわめて近似するのだ。冒頭から、戦争時における「惣庄の百姓等、堂僧に至るまで」を対象とする総動員体制の規程が登場するように、他国勢力に対する軍事対応が制定の前提条件として想定される。

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