<178>万川集海に気象予測「術」

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万川集海「風雨の占い十六か条」の書き出し部分(国立公文書館データベースより)
万川集海「風雨の占い十六か条」の書き出し部分(国立公文書館データベースより)

 科学万能といわれる現代でも、寒暖や雨などに景気が左右されたり、異常気象や気象災害に生活が脅かされたりしている。今年もまた、痛ましい災害や災害級の猛暑が発生した。

 歴史をひもとくと、気象が味方したか否かで、合戦や戦争に勝利または敗北を決定的にした事例を思いつく。

 例えば 戊辰ぼしん 戦争(1868年)。榎本武揚率いる幕府軍の開陽丸が、発達した低気圧によって沈没した。榎本はその後、日本気象学会設置に尽力し、明治期の気象予報の発展に寄与した。

 明治以前も、支配者層は気象の重要性を知っていた。気象予測できれば、勝てるのだ。異常気象による豊作凶作は支配側の財政にも影響した。

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