四日市伝えるサブレ 大学生とNPO開発

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名物絵柄に

四日市大の学生らが開発した土産品のクッキー「四日市彩サブレ」の箱詰
四日市大の学生らが開発した土産品のクッキー「四日市彩サブレ」の箱詰

 四日市大学の学生と、若者や障害者の就労支援を行う四日市市のNPO法人「市民社会研究所」が土産品のクッキー「四日市彩(irodori)サブレ」を共同開発した。コンビナートの夜景や市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」を表面にあしらい、地元のPRも目指す。市内を中心に3月1日から販売する。

 全国有数のコンビナートがある四日市市には多くのビジネス客が訪れるが、魅力をアピールする土産品が少ないとの声が根強くあった。そこで、研究所の代表理事を務める四日市大総合政策学部の松井真理子教授は市のPRにつながるような新しい土産品を考えようとゼミの3年生に声をかけ、昨年1月、試作に取りかかった。

 作りやすく、日持ちするとの理由で選んだのがクッキーだ。表面に施す絵柄を決めるため、学生らは昨年4~5月、近鉄四日市駅などで市民ら約200人にアンケートを実施した。19種類の候補から名物になると考えるものを回答してもらい、「こにゅうどうくん」や「コンビナート夜景」「四日市とんてき」など回答数が多い8種類を採用した。

 絵柄の原画は学生が手掛けた。コンビナートの夜景は茶色の生地に金色の砂糖をまぶして表現するなど、絵柄が映えるように気を配った。絵柄に添える説明文も学生が文献を調べたり、企業や関係団体に取材したりして作成した。

 クッキーを作り、販売するのは、研究所が運営する四日市市の就労支援施設「伊勢おやき本舗」。施設では製造部門で6人、販売部門で4人が働いており、クッキーの製造販売が収入源の一つになることが期待されている。クッキーの販売が軌道に乗れば新たに数人採用する予定という。

 ゼミ生の一人、大塚皐真こうまさん(21)は「企業への取材などは大変だったけど、販売にこぎ着けることができた。ツイッターで情報発信していきたい」と意欲を示した。松井教授は「販路拡大など課題はあるが、一人でも多くの人に四日市に関心を持ってもらえれば」と話している。

 クッキーは1箱8枚入り1300円(税込み)。市内の地場産品販売所や公共施設、宿泊施設などを中心に販売する予定。問い合わせは伊勢おやき本舗(059・355・5115)。(浜島拓也)

444655 1 ニュース 2019/02/15 05:00:00 2019/02/15 05:00:00 2019/02/15 05:00:00 3月1日に発売される「四日市彩サブレ」の箱詰め https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190214-OYTNI50060-T.jpg?type=thumbnail

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