読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

路線価29年連続下落 下げ幅0.4ポイント拡大 四日市など横ばい

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

11年連続で県内の最高路線価となった「ふれあいモール通り」(四日市市安島1丁目で)
11年連続で県内の最高路線価となった「ふれあいモール通り」(四日市市安島1丁目で)

 国税庁が1日発表した2021年分(1月1日時点)の路線価で、県内約5000地点の平均変動率は前年比マイナス1・2%と29年連続の下落となった。下落率は0・4ポイント拡大した。新型コロナウイルスの影響を受け、県内8税務署管内の最高路線価は、津、松阪、上野で下落し、四日市、伊勢、桑名、鈴鹿、尾鷲は横ばいだった。上昇した地点はなかった。

 最も高かったのは、11年連続で四日市市安島の「ふれあいモール通り」で、1平方メートルあたり前年と同じ32万円。同じく県北部の桑名市寿町の「桑名駅前線通り」は18万円で、2年連続して横ばいだった。ともに名古屋圏にあり、マンション需要の高さに加え、桑名駅前の再開発や近鉄四日市駅前のバスターミナル整備事業などを受け、横ばいだった。

 一方で、津市羽所町の「津停車場線通り」は19万5000円で、2・5%下落した。近年は横ばいが続き、前年は12年ぶりに上昇していた。また、松阪市京町の「松阪駅前通り」も1・1%下落した。津、松阪ともに、駅前再開発などの目立った動きがなく、県北部に比べるとマンション需要も弱く、新型コロナ感染拡大の影響を受けた。津の金額は、全国の都道府県庁所在地の中では39位だった。

 前年は6・7%上昇した伊勢市宇治今在家町の「館町通線通り」は、前年と同じ24万円。伊勢神宮への参拝者は大きく減少したが、インバウンド(訪日外国人)の割合は低く、感染が落ち着けば客足が戻ることが期待されている。

 尾鷲市古戸町の「国道42号通り」は横ばいで、4万8000円は名古屋国税局管内48署で最低。ただ日用品などの大型物販店の並ぶ商業地域で、飲食店の比率が低いことなどから新型コロナの影響は少なかった。

 名張市希央台5番町の「名張駅桔梗が丘線通り」はマイナス1・6%で、記録の残る05年から下落が続いている。駅に近く立地は良いものの、集客力のある商業施設に乏しいことなどが要因とみられる。

 不動産鑑定士の片岡浩司さんは、「今後は、ワクチン接種が進み感染が落ち着くことへの期待感から、景気指標が上向いている流れを受け、改善が見込まれる。しかし、飲食店主体の商業地域は打撃が大きかったため、回復は遅れ気味になるとみられる」と分析する。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2171856 0 ニュース 2021/07/02 05:00:00 2021/07/02 05:00:00 2021/07/02 05:00:00 11年連続で県内の最高路線価となった「ふれあいモール通り」(四日市市安島1丁目で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210701-OYTNI50022-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)