まん延防止 全県対象に 感染最多671人

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病床使用率41%

 県は28日、新型コロナウイルスに671人が感染したと発表した。1日あたりの感染者数の過去最多を更新し、感染者の累計は2万人を突破。90歳代女性の死亡も発表された。「まん延防止等重点措置」の対象区域に、31日から尾鷲、熊野の両保健所管内の5市町を加え、県全域に拡大することも決定した。

 尾鷲保健所管内(尾鷲市、紀北町)では、直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が119・9人となり、県が対象区域の基準としている25人を大きく上回った。熊野保健所管内(熊野市、御浜、紀宝町)は基準に達していないが、尾鷲保健所管内と生活圏が近いことなどから、対象区域への追加を決めた。

 5市町の飲食店には、既に対象区域となっている24市町と同様に営業時間短縮を要請する。協力金の一部の早期支給も、条件を満たした店舗には、先行地域と同様に実施する。

 また、保健所業務の 逼迫ひっぱく を受け、無症状の濃厚接触者に対する検査について、医療従事者らを対象外とし、高齢者や妊婦ら重症化リスクのある人、受験生ら、保健所が必要と判断した人に絞ることも決めた。

 抗原検査キットが県内でも不足しているため、一見勝之知事は「県の無料検査では、抗原検査ではなくPCR検査を利用してほしい」と呼びかけた。

 一方、紀北町で飲食店「ビストロモンテメール」を経営する山下智久さん(42)は「この地域の人は感染に敏感。県にまん延防止措置が適用された先週の時点で、予約は全てキャンセルされ、客足は途絶えていた。早く収まってほしい」と話していた。

 病床使用率は前日比5・1ポイント増の41・5%で、40%以上は昨年9月18日以来。重症者用は2・0%。自宅療養者は前日比393人増の3607人。

 671人の内訳は津市124人、四日市市103人、鈴鹿市82人、桑名市71人、伊勢市48人、伊賀市45人、紀北町32人、名張市31人、松阪市30人、亀山、いなべ市が各13人、玉城町11人、志摩市9人、川越町8人、東員町7人、鳥羽市6人、木曽岬、菰野町が各5人、度会町4人、多気町3人、朝日、明和町が各2人、尾鷲、熊野市、南伊勢町が各1人、非公表5人、県外9人。

 県内の特別養護老人ホームのクラスター(感染集団)で新たに1人の感染が判明し、感染者は計12人になった。尾鷲保健所管内の介護施設では、これまでに職員と利用者合わせて40人を超える感染者が確認され、県はクラスターが発生したとみて調べている。

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