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松阪市立野町、県立みえこどもの城のドームシアタープラネタリウムが新調された。4Kの解像度を持つ最新の投映機を導入し、本物のような輝きを放つ星空を、直径22メートルのドーム内で楽しめる。表示する星の数は1万5000個から1億個以上に増えた。
プラネタリウムは1989年に開設され、改装は初めて。障害の有無にかかわらず使いやすい「ユニバーサルデザイン」を採用し、車椅子の階段昇降機や授乳室を設けた。新型コロナの感染防止策として、座席は60席減らして160席としたが、ベビーカー置き場や、親子で楽しめるベンチ型シートも導入した。
約半年ぶりの再オープンとなった23日は、高精度で臨場感あふれる星空を見ようと、早速多くの家族連れらが訪れた。松阪市の南部椋太ちゃん(2)は「ブラックホールは怖かったけど、お星さまがキラキラしてた」と楽しそう。母侑加里さん(30)は「設備が整っていると安心して子どもを連れてこられます」と話していた。
みえこどもの城は午前9時半~午後5時に開館し、月曜休館。プラネタリウムは土日と祝日、日に6回上映する。