工事伐採の樹木 大量放置 鳥羽の太陽光発電

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流出恐れ県が指導

太陽光発電施設の建設現場(11日、鳥羽市船津町で)
太陽光発電施設の建設現場(11日、鳥羽市船津町で)

 鳥羽市の山中で太陽光発電施設の建設工事を進める業者が、伐採した大量の樹木を現場に放置していることがわかり、雨で樹木が流出する恐れがあるとして、県は13日、安全対策に万全を期すよう業者に口頭で指導した。業者は8月頃から樹木を搬出するとの見通しを示しており、梅雨入りには間に合わないことが確実になった。

 同市船津町樋ノ山の雑木林約11ヘクタールで、樹木を伐採して太陽光パネル約3万枚を設置する計画。東京の業者が昨年12月に着工し、2024年の発電開始を目指している。

 山道が狭く大型トラックが入れないため、樹木は現場に放置され、一部が積み上げられている。近鉄志摩線が近くを通っており、周辺住民からは「梅雨や台風の雨で樹木が集落や線路に流されるかもしれない」と懸念する声が上がっている。

 12日、業者が住民向けの説明会を開き、樹木の搬出用道路は6月着工、7月末完成とのスケジュールを提示した。搬出が始まるのは8月頃で、それまでの安全対策として「谷川や斜面に散乱した樹木は速やかに集める」とした。

 県は業者に建設を許可する際、樹木の流出対策を条件とした。県治山林道課の井野賢一郎班長は「局地的な豪雨などもあり、樹木流出がないとは言い切れない」として、口頭指導を行った。業者は「万全の対策を施す」と回答したという。

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