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2大会ぶり2度目 来月全国へ

第35回アマチュア竜王戦(日本将棋連盟、読売新聞社主催)の県大会が15日、津市で開かれ、伊勢市の西村
2020、21年はコロナ禍で中止され、3年ぶりとなった県大会には、中学生から80歳代まで32人が出場した。
決勝は互いに時間を残そうと早指しの展開に。「銀冠穴熊」で守りを固めた西村さんが、終盤に勝ち筋を見極め、「リスクはあるが攻め込めば勝てる」と大胆に仕掛け、勝負を決めた。
西村さんは「この2年はコロナ禍であまり人と指せず、人工知能(AI)を使って戦法を分析するなどして腕を磨いてきた。きょうは丁寧に指せた」と振り返った。6月18、19日に東京都で行われる全国大会に向け、「前回(2018年)は予選敗退。猛特訓してリベンジしたい」と意気込んだ。
読売新聞社将棋県大会も行われ、A級(有段者)、B級(級位者)、C級(小学生)に計42人が出場した。主な成績は次の通り(敬称略)。
◇アマ竜王戦 〈3〉河村謙吾(伊勢市)、本田竜大(津市)
◇読売盾争奪戦 ▽A級〈1〉山田行人(伊勢市)〈2〉宮間遥都(同)〈3〉安田達登(桑名市)▽B級〈1〉田中真一(愛知県知立市)〈2〉伊藤侑輝(同県豊田市)〈3〉高岡晴彦(四日市市)▽C級〈1〉西川咲杜(津市)〈2〉沖上修司(四日市市)〈3〉吉田夏帆(松阪市)