金産出の文化日本遺産に 涌谷など5市町が申請

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産金の歴史を伝える黄金山神社(13日、涌谷町涌谷で)
産金の歴史を伝える黄金山神社(13日、涌谷町涌谷で)

 涌谷町など、金産出の歴史を持つ宮城、岩手両県の5市町が、東北の金鉱山などの遺構、文化をまとめ、「みちのくGOLD浪漫」と題して、文化庁が認定する日本遺産に申請した。

 申請は1月18日付で、涌谷町のほか、気仙沼市と南三陸町、岩手県陸前高田市と平泉町が参加した。文化庁の日本遺産は、地域活性化が目的で、ストーリー性を重視して審査される。認定されるとイベントやモニターツアーへの財政支援が受けられる。今回の申請は内陸部と沿岸部の連携や東日本大震災からの復興推進などを狙いに挙げており、審査結果は4月以降に出る予定だ。

 事務局を務める涌谷町では、749年に砂金が産出され、奈良・東大寺の大仏建立にも使用された歴史がある。平泉町には、世界文化遺産に登録された中尊寺金色堂がある。そのほか、仙台藩主・伊達政宗が金山奉行を置いて開発した「玉山金山遺跡」(陸前高田市)や明治時代に日本最大の自然金が産出された「鹿折ししおり金山」(気仙沼市)など、宮城県北部から岩手県南部には、1000年を超える金にまつわる物語がある。

 2016年夏頃から、涌谷町が他の4市町に呼びかけ、申請に向けた協議を重ねてきた。昨年、「みちのくGOLDツーリズム」と題して申請したが、認定されず、文化的な価値に重点を置き、アピール方法を練り直した。涌谷町の担当者は「震災からの復興の足がかりにしたい。東京五輪も控え、東北の金の物語を広くPRしたい」と話す。

444699 0 ニュース 2019/02/15 05:00:00 2019/02/15 05:00:00 2019/02/15 05:00:00 産金の歴史を伝える黄金山神社(2月13日午後3時28分、涌谷町涌谷で)=黒田高史撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190214-OYTNI50066-T.jpg?type=thumbnail

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