遺構舞台に震災を歌う 10日、旧野蒜駅で 東松島市民ら200人

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地元公演を成功させようと、歌と踊りに励む出演者ら(2日、東松島市で)
地元公演を成功させようと、歌と踊りに励む出演者ら(2日、東松島市で)

 東日本大震災で被災した東松島市の住民らが被災体験などを伝えるミュージカル「とびだす100通りのありがとう!」が10日、同市野蒜の震災遺構「旧野蒜駅プラットホーム」で上演される。3~84歳の出演者約200人が本番に向けて、練習に励んでいる。

 ミュージカルは、東京都小平市の作曲家・寺本建雄さん(72)とプロデューサーの祖父江真奈さん(68)夫妻が制作。2012年から同市民らが出演し、東京やニューヨーク、仙台市などで上演してきた。東松島市での公演は初めてで、新たに出演者を募集して過去最多の人数となり、昨年12月から練習を重ねてきた。

 今回は短縮版で、上演は約30分間。牛タンやアワビなど地元名産品を紹介する「みやぎ名物アイウエおんど」などオリジナルの4曲を披露し、曲の合間にはボランティアや支援物資への謝意を示したり、被災体験を語ったりする。

 東京での初演から出演している同市の女性(48)は、家族は無事だったが津波で自宅が浸水した。「出演のたびに達成感を得てきたので、旧野蒜駅という震災を象徴する場所でも公演を成功させたい」と意気込む。

 同市の矢本東市民センターで2日、稽古が行われ、約130人が参加した。祖父江さんは「舞台を通じて被災者たちが前に向かって進んでいることを感じてほしい」と話している。

 上演は10日午前11時から、入場無料。問い合わせは、祖父江さん(090・9399・9204)へ。

474892 0 ニュース 2019/03/06 05:00:00 2019/03/06 05:00:00 2019/03/06 05:00:00 稽古で歌と踊りを確かめる参加者(3月2日午後2時13分、東松島市矢本東市民センターで)=成海隆行撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190305-OYTNI50057-T.jpg?type=thumbnail

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