海水浴場すべて中止

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 新型コロナウイルス感染予防のため、今夏は県内すべての海水浴場で営業中止が決まった。一時は営業を決めた海水浴場もあったが、周辺自治体の感染者判明によって態度を急転した。

 南三陸町は17日、「サンオーレそではま」の営業中止を発表した。当初は開設期間を例年の半分ほどの16日間とし、入場ゲートを2か所設け、利用者を最大1500人として「3密」を避けるなどの感染予防策をとった上で、8月1日にオープン予定だった。

 同町の佐藤仁町長は「リスク管理と経済回復を両立させる事業展開が必要」として営業に理解を求めていたが、16日に仙台市で2か所のクラスター(感染集団)が認定され、町の海水浴場開設に関するガイドラインにのっとり、一転して中止を決めた。

 佐藤町長は17日、「楽しみにしていた人も多いので残念だが仕方ない。ウイルスはどこかにあるので、いつどこで誰がかかるかわからない。また来年を楽しみにしてほしい」と述べた。

 東松島市も今月3日、地元経済の立て直しなどの期待を込め、「市内で感染者が見つかった場合は開設を中止する」との条件付きで、18日から月浜海水浴場を開設すると発表した。しかし、その日の夕方に隣の石巻市で2人の感染が判明。感染拡大を懸念する声が高まり、月浜自治会は10日、市に開設を見送る方針を伝えた。

 同自治会の小野舛治会長(71)は「感染者が見つかった場合、地元で取れる水産物への風評被害が起きかねず、やむを得ない」と話した。 

 県内では今年、計13か所の海水浴場が営業を計画。このうち、亘理町の荒浜海水浴場や気仙沼市のお伊勢浜海水浴場など4か所は東日本大震災からの整備を終え、10年ぶりに海水浴客を迎えるはずだった。

 石巻市の亀山紘市長は、開設見送りの理由について「地元住民の意見を聞き、健康への不安が強かった」と説明。桂島海水浴場の開設中止を決めた塩釜市の担当者は「周辺の海水浴場が見送りを決める中、開設すれば海水浴客が殺到してしまう」と話した。

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