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妊婦の不安オンライン助言 もく浴や授乳のコツなど 「少しでも不安軽くして」 助産師ら教室

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もく浴の仕方を人形を使って説明する根本さん(12日、仙台市若林区で)
もく浴の仕方を人形を使って説明する根本さん(12日、仙台市若林区で)

 新型コロナウイルスの影響で、出産に備える教室を受けられず、不安を抱える妊婦にアドバイスしようと、県内の助産師有志らがオンラインでの出産・育児教室を開き、人気を集めている。(奥田樹)

 「おへそは石けんの泡で優しく洗いましょう」「赤ちゃんとのスキンシップを楽しんで」。12日に開かれた教室で、仙台市の助産師、根本靖子さん(49)がパソコンの画面を通して15組の妊婦らに語りかけた。

 教室はビデオ会議システム「Zoomズーム」を利用。1回90分で、赤ちゃんの人形を使い、開催時のテーマに沿って、出産までの流れや赤ちゃんの抱き方、授乳やもく浴のコツなどを説明する。

 コロナ禍で、里帰り出産や出産時のパートナーの立ち会いが制限され、不安や悩みを抱える妊婦も少なくない。根本さんは「少しでも不安を軽くして出産に臨んでもらいたい」とオンラインの教室を企画。県内の助産師仲間に協力を呼びかけ、応じた助産師ら6人で5月に教室を始めた。今回で9回目で、夫婦ら計約140組が参加した。

 教室を始めるにあたって、根本さんは、オンラインでのアドバイスが対面に比べて一方通行にならないか不安があったという。参加者の表情やしぐさに注意しながら、個別の質問や相談も気軽に受け付ける。

 この日の教室に夫と共に参加した同市青葉区の女性(35)は「立ち会いや産後の面会を夫ができないので、教室を通じて子どもの世話の仕方を一緒に学べて良かった」と話した。

 9月から市町村が主催する助産師による両親学級が再開されつつある。ただ、人数や時間が制限され、妊婦の希望通りに受けられてはいない。

 根本さんは「教室はこれからも続けるので一人で抱え込まずに頼ってほしい」と話す。教室は、東北地方在住または東北で出産予定の妊婦、産後間もない女性が対象で、次回は27日を予定している。

 問い合わせは「みやぎ助産師オンラインチーム M―MOT」のホームページ(https://m-mot1103.com/)へ。

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1477242 1 ニュース 2020/09/15 05:00:00 2020/09/15 05:00:00 2020/09/15 05:00:00 もく浴の仕方を人形を使って説明する根本さん(9月12日、仙台市若林区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200915-OYTNI50001-T.jpg?type=thumbnail

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