気仙沼中央公民館が開館/被災で移転 市内最後の大規模再建

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完成した中央公民館。災害公営住宅(左)が隣接している(19日、気仙沼市で)
完成した中央公民館。災害公営住宅(左)が隣接している(19日、気仙沼市で)

 東日本大震災の津波で被災した気仙沼市の気仙沼中央公民館が、3・7メートルかさ上げされた内の脇地区に新築移転し、開館式典が19日に行われた。震災で被災した市内の大規模な建物としては最後の再建となった。

 元の場所から約500メートル南西の川沿いに移り、災害公営住宅が隣接する。延べ床面積は旧施設とほぼ同じ約3150平方メートル。鉄筋2階建てで、体育館や多目的ホール、調理実習室、楽器演奏のできるスタジオなどを備える。

 この日の式典で菅原茂市長は「サッカーやラグビーコートも近くに整備予定で、文化とスポーツの大きな広場となる。市民が集い、予約がいっぱいで困るという状況を一日も早く作りたい」とあいさつ。出席者約300人がピアニスト・西村由紀江さんの演奏を楽しんだ。館内の利用は既に始まっており、館長の井坪美喜乃さんは「生涯学習の拠点として若者から年配の人まで気軽に使って」と呼びかける。

 同市潮見町にあった3階建ての同公民館は津波で2階天井近くまで浸水。近隣住民ら約450人が屋上に避難し、2日後までに全員が救助された。市内の分館や市に寄贈されたビルなどに機能を移転していた。

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