若者投票へ工夫凝らす「猫の手」借りる

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「行こうニャ!」と投票を呼びかける猫(県選管のサイトから)
「行こうニャ!」と投票を呼びかける猫(県選管のサイトから)

 10日投開票の参院選で、若い世代の投票率アップにつなげようと、県選挙管理委員会は「猫」で投票者を招き、学生たちは投票した人が店舗でサービスを受けられる「センキョ割」を企画している。あの手この手の工夫を凝らす。(榎戸さくら)

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■3匹から選ぶ 「今回は猫でいきましょう」。県選管が広告会社など5社から募った啓発キャンペーン案から、主に20~30歳代の若手職員が選んだのは猫。県選管の特設サイトで模擬投票「にゃん議員総選挙」を実施し、「にくきゅうぷにぷに党」などから立候補している猫3匹の公約を比べてネット上で1匹を選ぶ。

 仙台駅前の複合ビル「アエル」2階には模擬投票所が設けられ、6月25、26日に続いて今月2、3日も投票できる。結果は9日に発表される。5階には参院選の期日前投票所があり、県選管啓発班の平本誠班長(37)は「猫の手を借りて、これから社会を担う若い人が選挙への関心を高め、参院選で投票してもらいたい」と呼びかける。

■20~24歳が最低 県選管によると、2019年参院選の県内投票率は51・17%。年代別の抽出調査で、20~24歳が30・79%と最も低く、18、19歳は36・49%だった。

 宮城大(大和町)の学生約20人は、今回の参院選で投票した多賀城市民が地元飲食店などで使える「センキョ割」を企画した。投票後に発行される投票所来場カードを10~24日に参加12店舗で見せると、料金5%割引などの特典を受けられる。

 同大4年の21歳女性は「今まで投票に行かなかった人が足を運ぶきっかけになれば」と話す。同大の佐々木秀之准教授(地域経済学)は「政治を自分ごととして捉えていないことが低投票率の原因。主体的に行動する若者の姿が、同世代の共感を生むのでは」と語る。

 仙台市内でもNPO法人「ドットジェイピー」(東京)に所属する県内大学生約20人が中心となり、センキョ割を行う。選挙権のある高校生と大学生が対象。投票所の写真など投票したとわかるものと学生証を店に提示して利用できる。9日まで参加店を募り、10~24日に実施する。活動に参加する東北学院大3年の平間美咲さん(20)は「イベントを通じて、当たり前に100%投票へ行くようにしたい」と期待を込めた。

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