心肺停止のランナー救う 青島太平洋マラソン

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倒れたランナーの命を救い、感謝状を受け取った人たち
倒れたランナーの命を救い、感謝状を受け取った人たち

 昨年12月に宮崎市で開かれた青島太平洋マラソンのレース中、ランナーの一人が倒れて心肺停止となった際、別のランナーらが連携して救命措置を施し、命を救った。同マラソン事務局は2月27日、関わったランナーらに感謝状を贈った。

 フルマラソンの部には約9000人が参加。スタートから約6キロ地点で、走っていた大分県の60歳代男性が倒れた。

 後ろを走っていた小林市の消防士、山本大祐さん(32)が声をかけた。反応はなく、呼吸が止まっていた。「すぐに助けないと」と救命措置を始めた。

 別のランナーや大会スタッフたちが次々と加わり、人工呼吸をしたり、自動体外式除細動器(AED)を作動させたりして心肺蘇生を続けた。救急車が通れるように道をあけるランナーもいた。

 宮崎大医学部付属病院救命救急センターで救急医を務める安部智大さん(36)もレースを中断。「ここまで皆さんがつなげてくれた命。絶対に助ける」と救急車に同乗し、病院へ送り届けた。

 男性は無事に回復。後遺症もなく、仕事に復帰しているという。男性は事務局に「全てが素早い措置の結果。本当にありがとうございました」と感謝の手紙を寄せた。

 宮崎市役所で行われた贈呈式で、同マラソン大会の春山豪志会長からランナー10人(1人欠席)、大会スタッフ3人、同市消防局などに感謝状が贈られた。

 大会名誉顧問を務める宮崎市の戸敷正市長は「皆さんの連携のおかげで尊い命が救われた」と感謝の言葉を述べた。安部さんは「周りにいた人全員が、できることをやった結果。助かって本当に良かった」と話した。

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467771 0 ニュース 2019/03/01 05:00:00 2019/03/01 05:00:00 2019/03/01 05:00:00 感謝状を受け取ったランナーら https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190228-OYTNI50020-T.jpg?type=thumbnail

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