メロン水耕栽培を実験 三股町が南九州大に装置

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水耕栽培装置を説明する長江教授
水耕栽培装置を説明する長江教授

 三股町と南九州大は、メロンの水耕栽培の実験を開始する。付加価値が高い新しい作物の栽培を通じて、地域活性化を目指す。9日に都城市の同大都城キャンパスで契約書の調印式が行われた。(小園雅寛)

 同町は、自動で水の循環や追肥を行う水耕栽培装置を購入し、南九州大に無償貸与した。同大は同キャンパスでメロンの実験栽培を実施。メロン以外の付加価値が高い果物や野菜の栽培も視野に入れ、調査・研究を行う。

 装置は東京都町田市の「まちだシルク農園」が開発した「町田式水耕栽培装置」。深さ15センチ、縦横約1メートルの水槽に、自動で液肥を混ぜた水を循環させる。水温の自動調節機能もある。町は約150万円で1セットを購入した。

 装置をキャンパス内の温室に設置し、環境園芸学部の長江嗣朗教授の研究室がメロンの栽培に取り組む。順調に育てば、3か月周期で10数個のメロンが収穫できる予定という。長江教授は「水耕栽培は、土壌の連作障害を防げる利点がある。糖度が高いメロンの栽培を試したい」と話している。

 町田式水耕栽培装置で栽培したメロンは、町田市で特産化しており、ふるさと納税の寄付金の返礼品にもなっている。三股町は栽培装置の有効性に着目。南九州大の実験結果を生かし、町内で水耕栽培の拡大を目指す。

 調印式には木佐貫辰生町長や同大の寺原典彦学長らが出席した。木佐貫町長は「町に合った新分野の果物や野菜が広げられるのではないかと期待している」と述べ、寺原学長は「町のために手助けできることに誇りを感じる」と話した。

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683747 0 ニュース 2019/07/11 05:00:00 2019/07/11 05:00:00 2019/07/11 05:00:00 水耕栽培装置を説明する長江教授=小園雅寛撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190710-OYTNI50008-T.jpg?type=thumbnail

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