舗装や植栽 細部決まる 宮崎駅西口広場 完成イメージ
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県はJR宮崎駅西口広場の再整備計画に関し、最新の完成イメージ図を明らかにした。広場の舗装や植栽など細部を決定し、これまでに示していたイメージ図をより具体化した。隣接地に建設中の複合商業施設「アミュプラザ宮崎」がオープン予定の来秋に合わせて広場を完成させる計画で、遅くとも今年度中に着工する。
新たなイメージ図では、広場の舗装材に「平板ブロック系」「レンガ系」「自然石系」の3種類を使用。基本舗装には平板ブロック系を用い、高千穂通りとの交差点部は現在の自然石系をそのまま活用。木陰を確保するためのクスノキを残す「にぎわい・交流空間」の一部にはレンガ系を使用する。
このほか、駅西口側の商店街「あみーろーど」との行き来も考慮し、植栽と照明を1列ずつ配置して動線を明確化する。
駅から路線バスやタクシーの乗降場まで結ぶ屋根については、周辺施設との調和を考慮してシンプルなデザインの白膜屋根を採用した。
ただ、イベント空間に設置される大屋根などは設計中のため、今回のイメージ図とは違う仕上がりとなる。
県都市計画課は「この広場の整備で新しく生まれるにぎわいを、中心市街地に広げていきたい」としている。
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