東ティモール警察視察 交番制度など学ぶ
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日本の警察制度を学ぼうと、東南アジア・東ティモールの警察幹部10人が22日、宮崎北署などを訪れ、交番制度をはじめとした日本の地域警察活動への理解を深めた。
視察は国際協力機構(JICA)が、警察庁と協力して行っており、一行は、21~23日の日程で県内の交番や警察学校などを見て回る。
この日は、宮崎北署で署員からパトカーや白バイの説明を受けた。実際に体験乗車したり、さすまたや警棒などの装備品の使い方を教わったりした。
その後、同署管内の宮崎駅前交番を視察し、駅や駐輪場のパトロールに同行。東ティモールの警察幹部たちは「交番は何人で動いているのか」「病欠などが出た場合、補充はどうするのか」などと質問し、交番制度に興味津々の様子だった。
同国のバウカウ県警本部長、ヘルメネジルド・ゴンザルベス・ダ・クルスさんは「装備品が充実していて、優秀な警察官がいると感じた。交番の勤務体制のシステムは参考にしたい」と話していた。
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