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鳥インフル 鶏卵輸出にも影響

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車両を消毒する県職員(3日午前8時38分、都城市で)
車両を消毒する県職員(3日午前8時38分、都城市で)

 県内の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が相次ぐ中、養鶏業者らの間で輸出が止まるなどの影響が出始めている。3日には都城市高崎町の養鶏場で高病原性の疑いのあるウイルスが確認され、今季の発生は日向市、都農町に続き県内3例目となった。県や養鶏関係者はさらなる拡大を防ごうと、懸命の防疫活動を続けている。

 輸出に影響が出ているのは都城市内の鶏卵生産・販売会社「フュージョン」。自社養鶏場や契約する農家の養鶏場で生産される卵を国内外に出荷しており、近年は日本食ブームもあり、香港への輸出も伸びている。

 今回、同社関連の養鶏場では感染は出ていないが、県内の養鶏場での発生を受け、香港向けの約70トンが輸出できなくなったという。宮崎県産であることが理由といい、海外向けのラベルを貼ってパッケージしていることもあり、国内向けに振り替えるのも難しい。

 3日に感染が判明した都城市高崎町の養鶏場の搬出制限区域(半径3~10キロ)内には、約15万羽を飼育する契約農家1戸が含まれ、この農家の卵の出荷への影響も懸念されるという。

 赤木八寿夫社長(49)は「何とか感染が止まってほしい」と話し、引き続き養鶏場での消毒などを徹底する考えを示した。

 ブロイラー農家も防疫作業に力を入れている。小林市野尻町で約2万8000羽を飼育する野元正洋さん(74)は「いつどこで起きるかわからない怖さがある。やれる限りのことをするしかない」と語った。

 野元さんの鶏舎は、都城市高崎町の養鶏場の搬出制限区域内にあるが、今飼育している鶏の出荷予定は先のため、現時点では出荷への影響はないという。「身近な発生に警戒感が高まっている。これ以上、発生がなければ良いが……」と話していた。

 一方、県は3日、感染が確認された高崎町の養鶏場で市と連携して殺処分を終わらせ、近くの国道沿いなど7か所には消毒ポイントを設けた。通行する車両に消毒液を噴霧する作業にあたった県職員は「(国の重要港湾がある)鹿児島県志布志市方面に向かうトラックが多い。県境をまたぐこともあり、念には念を入れて消毒したい」と語った。

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1672830 0 ニュース 2020/12/04 05:00:00 2020/12/04 05:00:00 2020/12/04 05:00:00 広域農道沿いのポイントで、車両を消毒する宮崎県職員(3日午前8時38分、宮崎県都城市高城町で)=木佐貫冬星撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201203-OYTNI50010-T.jpg?type=thumbnail

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