完熟キンカン 色鮮やか 日南で初収穫 今年は糖度高く
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日南市北郷町で10日、県特産の完熟キンカンの初収穫が行われた。14日に県内外の市場への出荷が始まる。
JAはまゆうによると、管内の日南市と、串間市の一部地域では、73人の生産者が栽培しており、今年は3月いっぱいまで480トンの出荷を見込んでいる。
県産ブランド品の完熟キンカン「たまたま」は糖度が16度以上、直径2・8センチ以上の基準をクリアしたもので、中でも直径3・2センチ以上、糖度18度以上の果実を「たまたまエクセレント」として売り出している。皮ごと丸かじりで食べられる。
同町の中津弘己さん(68)のビニールハウス(40アール)では、たわわに実った鮮やかなオレンジ色のキンカンを手作業で一つ一つ収穫していた。中津さんは「今年は日照時間が長く、天候に恵まれたため、色づきがよく糖度も高く仕上がっている。ビタミンたっぷりのキンカンを味わってほしい」と話した。
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