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「都城大弓」 地域団体商標に

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都城大弓を手に笑顔を見せる横山黎明さん(左)と、商標登録の登録証を持つ慶太郎さん
都城大弓を手に笑顔を見せる横山黎明さん(左)と、商標登録の登録証を持つ慶太郎さん

 都城市や三股町で作られる伝統的な竹製の弓「都城大弓だいきゅう」が、特許庁の「地域団体商標」に登録された。申請していた「都城弓製造業協同組合」は登録を弾みに弓のブランド化を図り、国際的な競争力も高めたいとしている。(小園雅寛)

 都城大弓は江戸時代初期に製法が確立したとされ、アーチェリーの弓の形に近い。矢に強い力を伝えることができるのが特徴で、全国で生産される竹製の弓のうち都城、三股両市町産は7~8割を占めるという。

 地域団体商標は類似商品が出回った場合、権利を持つ団体が損害賠償を請求することで対抗できる利点がある。地域の特産品の国内外へのアピールにもつながると期待される。

 同組合はいずれも伝統工芸士が運営する都城市と三股町の4軒の製作所が所属。地域団体商標の登録申請は、国内での展示会で「中国でも竹弓を作っている」などの話を聞いたのをきっかけに進めたという。都城大弓をブランド化することで「粗悪品から生産者や消費者を守ろう」と、中小事業者の経営支援を行う「県よろず支援拠点」や県発明協会の協力も得て申請し、昨年末に登録された。

 申請に尽力した横山黎明れいめいさん(59)、慶太郎さん(30)親子は都城市で製作所を運営しており、県内や鹿児島県でとれた竹とハゼの木などを組み合わせて弓を作っている。削りや火入れなどの工程があり、素材の乾燥などを除いた加工だけで約1年をかける。

 組合では今後、組合員が生産する大弓に地域団体商標のロゴマークを付けてアピールすることや、海外でも適用される国際的な商標登録の取得などを目指す。黎明さんは「伝統産業を守り、質の高い都城大弓を使ってもらえるよう努めたい」と話している。

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1912248 0 ニュース 2021/03/16 05:00:00 2021/03/16 05:00:00 2021/03/16 05:00:00 都城大弓と商標登録の登録証持つ横山黎明さん(左)慶太郎さん親子=小園雅寛撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210315-OYTNI50005-T.jpg?type=thumbnail

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