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旧宮崎農工銀行 国文化財に 文化審答申 内外部の意匠保存評価

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県庁5号館として使われている旧宮崎農工銀行社屋
県庁5号館として使われている旧宮崎農工銀行社屋
旧宮崎農工銀行社屋の内部。縦長窓が上下に配置されている
旧宮崎農工銀行社屋の内部。縦長窓が上下に配置されている

 国の文化審議会は16日、県庁5号館として使われている宮崎市内の旧宮崎農工銀行社屋を登録有形文化財(建造物)とするよう文部科学相に答申した。登録されれば県内の同文化財(建造物)は107件となる。

 旧宮崎農工銀行社屋は県庁本館から楠並木通りを挟んで南側にある。県教委などによると、1926年に大分市内の建設会社によって建てられた鉄筋コンクリート2階建てで、外観は下から花こう岩、レンガ調タイル張り、帯状装飾の3層構造となっている。レリーフを挟んだ上下二つの縦長窓が四面に配置され垂直性を強調するなど、端正な意匠がネオ・ルネサンス様式の特徴を有している。内部は吹き抜け構造で、2階部分に回廊が設けられている。

 かつては約70メートル離れた場所にあり、86年に県が土地とともに取得し、県文書センターなどとして活用。県庁敷地内に県防災庁舎が建設されるのに伴い、建物を解体せずに移動させる 曳家ひきや で2017年に現在地に移された。現在は県職員の会議などで使われている。

 今回の答申では内外部とも創建当時の意匠が保存されていることから、「当時の西洋様式で造られた銀行建築の造形の規範となっているほか、県内の資本経済の発展により生まれた歴史的建造物としての価値がある」と評価されたという。県庁ではこのほか本館も17年に同文化財(建造物)に登録されている。

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2216562 0 ニュース 2021/07/19 05:00:00 2021/07/19 05:00:00 2021/07/19 05:00:00 県庁5号館として活用されている旧宮崎農工銀行社屋 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210718-OYTNI50021-T.jpg?type=thumbnail

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