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県、時短命令を検討 まん延防止2週間 宮崎の20店に

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時短要請などを受け多くの飲食店が閉じ、閑散としたニシタチ(4日午後11時15分、宮崎市で)
時短要請などを受け多くの飲食店が閉じ、閑散としたニシタチ(4日午後11時15分、宮崎市で)

 新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置が県内に適用され、宮崎市など3市町の飲食店に酒類の提供自粛の要請が出されて2週間近くたった。飲食店には県がそれ以前から午後8時までの営業時間の短縮も要請しており、夜になると各店は閉じ、通りは閑散としている。一方で、午後8時以降に開いている店もあり、県はこうした店に要請に応じるよう命令を出すか検討している。

 県内では7月以降、感染が拡大し、全国的に広がる流行の「第5波」に見舞われている。これを受け県は8月6日から、宮崎市内の飲食店に午後8時までの時短営業を要請。同14日からは対象を県全域の飲食店に広げた。時短要請の期間は現在、9月12日までとしている。

 しかし、その後も宮崎市を中心に感染が拡大。県は強い措置がとれるまん延防止等重点措置の適用を国に求め、政府は8月27日、県内に重点措置を適用した。

 重点措置が適用されれば、知事は感染状況が深刻な地域にさまざまな要請ができる。河野知事は27日から、感染状況が深刻な宮崎市、日向市、門川町の3市町の飲食店に対し、9月12日までは酒類を終日提供しないよう要請した。これによりこの3市町の飲食店では、従来の時短営業と酒類提供の自粛がともに要請されることになった。

 県によると、時短営業と酒類提供自粛の要請の対象となっている飲食店は推定で宮崎市内に約3000店、日向市内に約500店、門川町内に約50店ある。多くの店は要請に応じており、県衛生管理課は「各店の協力により、まちなかの人流は確実に減っている」と感謝する。県はこうした店に協力金を支給する。

 ただ、午後8時を過ぎても営業を続けている店もある。県によると、7日現在、宮崎市内では接待を伴う飲食店など約20店が同8時以降も営業しており、中には酒類を提供している店もある。県はこうした店に要請に応じるよう求めている。

 重点措置の適用下では、知事が要請に応じない店に応じるよう命令できる。それに従わなければ、過料を科すこともできる。

 県衛生管理課は「午後8時以降も営業する店があると人流はなくならない。要請を重ね、従ってもらえないならば命令、過料の判断も必要となる」としている。

◆本紙記者ニシタチで聞く 「生活守る」「対策するから外食ぐらい」

 2日と4日のそれぞれ午後8時以降、飲食店に時短営業と酒類提供自粛の要請が出ている宮崎市の中心部にある繁華街「ニシタチ」を歩き、まちの様子を取材した。ほとんどの店は時短要請に従って閉店しているか、酒類が出せないためそもそも休業しており、人通りは少なかった。

 要請に従い酒類を提供せず、午後8時で営業を終えている居酒屋の男性料理長(20歳代)は「酒を出せない中、試行錯誤しながら営業している」と厳しい表情で語った。売り上げは通常より7割減ったという。

 一方、同8時以降に営業している店もあった。その一つのキャバクラの男性店長は「ルールに従うことが大事だというのはわかるが、従業員たちの生活を守る方が優先だ」と語った。

 午後8時以降に飲食店を利用しようとする人もみられた。友人らと店を探してニシタチを歩いていた会社員女性(20歳代)は「開いている店は感染対策はしっかりやっていると思う。自粛疲れもあるし、営業している店があるなら、たまには外でお酒を飲みたい」と話した。同様に友人と食事する店を探していた会社員男性(30歳代)も「ワクチンは打ったし、感染対策もするから外食ぐらいさせてほしい」と語った。

 ニシタチで複数の飲食店などを展開するあるグループは酒類の提供自粛などの要請を受け、現在は各店を休業している。幹部の男性(40歳代)は要請に応じない店があることについて「感染防止に協力しようとしている各店の取り組みを乱さないでほしい。県は要請に従わない店に対し、命令を出すなど 毅然きぜん とした対応をとってほしい」と話していた。

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2351600 0 ニュース 2021/09/09 05:00:00 2021/09/09 05:00:00 2021/09/09 05:00:00 深夜になっても人の通りがある週末の繁華街ニシタチ(4日午後11時15分、宮崎市中心部・繁華街ニシタチで)=浜崎大弥撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210908-OYTNI50022-T.jpg?type=thumbnail

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