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18~20日に沖縄県で行われた第106回九州地区大学野球選手権南部九州ブロック大会の決勝トーナメントで、宮崎産業経営大が4季ぶり4回目の優勝を果たし、30日から北九州市民球場(福岡県)で行われる九州代表決定戦の出場権を獲得した。九州代表決定戦では明治神宮野球大会に出場できる1枠を懸け、各地域などで勝ち上がった4チームがトーナメントを戦う。
宮崎産業経営大は9月下旬~10月上旬の宮崎地区予選では九州保健福祉大に次ぐ2位だったが、三輪正和監督(58)の「悔しさは沖縄で晴らせ」との声かけなどを受け、南部九州ブロック大会決勝トーナメントでは躍動。全3試合で計32得点と打線が持ち味を発揮し、頂点に立った。
決勝トーナメントで全3試合に登板し、最優秀選手賞に輝いた2年の岩切寛人投手(19)は「優勝を決めてみんなでマウンドに集まった瞬間は最高だった」と振り返る。3試合で打率5割、6盗塁を記録した4年の宝田和也選手(21)は「全員野球で初の明治神宮大会出場をつかみ取って、先輩たちを超えたい」と意気込んでいる。
宮崎産業経営大は全日本大学野球選手権には2度出場しているが、出場チーム数がより限られる明治神宮野球大会に出場したことはまだない。九州代表決定戦では30日の初戦で九州産業大と対戦する。