久石芸術監督後任置かず 長野市芸術館

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会見する山本総支配人(左)と黒木さん(21日、長野市芸術館で)
会見する山本総支配人(左)と黒木さん(21日、長野市芸術館で)

季節ごとに音楽家招く

 長野市芸術館を運営する市文化芸術振興財団は21日、新年度から2023年度までの運営体制を発表した。3月で芸術監督を退任する作曲家・久石譲さんの後任は置かず、季節ごとに外部の音楽家をプロデューサーに招き、特色ある催しを企画。市民とともに、日常的に音楽や芸術に触れられる活動を展開する。

 新年度からスタートする「シーズンプログラム・プロデューサー」制は、吹奏楽やジャズ、クラシック分野の第一線で活躍する音楽家を起用する。最初となる春のプロデューサーに就任したサックス奏者の須川展也さんは、県内から選抜された高校生で結成した吹奏楽団とステージで共演する。

 夏のプロデューサーには、ギター奏者の吉田次郎さん、冬はコントラバス奏者の黒木岩寿さんとバイオリン奏者の近藤薫さんが就任。秋は人選中という。

 市民主体の活動に力を入れ、希望するアマチュア演奏家にピアノを貸し出し、ランチタイムコンサートを定期開催する。同館ジュニア合唱団の出演機会も増やし、60歳以上の高齢者向け「シニア演劇アカデミー」を発足させる。

 一方、毎年夏に開いてきた音楽祭「アートメントNAGANO」は取りやめる。久石さんが指揮してきた室内管弦楽団「ナガノ・チェンバー・オーケストラ」(NCO)については、改めて活動方針を検討する。ただ、NCOの団員が加わったより小規模な弦楽四重奏団を結成し、小学校や公民館などへの出張演奏やロビーコンサートを充実させるという。

 記者会見した山本克也総支配人は「久石さんが掲げた理念は継承発展させ、より市民が参加しやすい事業を作っていく」と述べ、市民とともに成長していきたいとした。会見に同席した黒木さんは、映像などを使ってクラシック音楽史を解説する演奏会活動を続けており、「楽譜の裏にある歴史を知り、音楽のスケールの広さや奥深さを感じ取ってもらいたい」と意気込んだ。

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63287 0 ニュース 2019/01/22 05:00:00 2019/01/23 11:08:12 2019/01/23 11:08:12 会見する山本総支配人(左)と黒木さん(21日午前11時45分、長野市芸術館で)=大谷壮生撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190121-OYTNI50134-T.jpg?type=thumbnail

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