香り楽しんで ヒノキ製鏡餅
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南木曽町吾妻の「木地師の里」の工房で、新年を前に木曽ヒノキの「鏡餅」づくりが進んでいる。
南木曽ろくろ細工を製造販売する「ヤマダイ大蔵」社長で伝統工芸士の大蔵国広さん(54)が、ろくろ細工の技術を生かして5年前から作っている。ヒノキ製の2段重ねの白い餅の上には、ケヤキ製のミカンを載せる。今年は10月半ばから製造を始め、約100セットを用意する。
下の餅のサイズが15センチと12センチの2種類のセットがあり、飾り台を兼ねる化粧箱をつけて販売している。特注サイズにも応じている。南木曽町のふるさと納税の返礼品としても人気で、「食べられないけれど、ヒノキの香りと木目の美しさを楽しんでもらえれば」と大蔵さん。問い合わせは「ヤマダイ大蔵」(0264・58・2052)。
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