善光寺の参道で舞う大獅子(15日、長野市で)
御開帳
が行われている長野市の善光寺で15日、篠ノ井大獅子奉納会が獅子舞を奉納した。尺八や太鼓の音が響く中、2体の大獅子が参道を練り歩き、勇壮な舞を披露すると、参拝客が足を止めて見入っていた。
同会によると、獅子頭は縦、横、高さとも約1.1メートル。重さは約60キロで、一つを大人3人で操る。2007年には市指定無形民俗文化財に指定された。御開帳に伴う奉納は、2009年、15年に続き3度目。同会の宮下満栄会長(77)は「今回は、疫病退散の思いを込めて舞った」と話していた。