「電子図書館」県全域で/8月から 自動で返却■24時間利用可/

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 パソコンやスマートフォンなどで電子書籍を借りられる「電子図書館」のサービスを、県立長野図書館(長野市)と県内全市町村の図書館が協働して、8月にスタートさせる。図書館に来館しにくい人でも電子書籍という形で本に触れてもらう狙いだ。

 電子図書館は、コロナ禍で図書館から足が遠のいた人や、様々な理由で図書館に通えない人にも本に触れてもらおうと全国の自治体で導入が広がり、県内では2020年6月に高森町がスタートさせている。今回は、県と全市町村の図書館が協議しながら枠組みを作り、サービスを導入、運営していく。

 県立長野図書館の森いづみ館長は「常にサービスを利用してもらえる図書館でありたい。利用者にとっても、図書館を利用する選択肢が広がるようにしたい」と意図を話す。

 利用者は、窓口がある図書館で登録が必要。各図書館のホームページやスマートフォンの専用アプリから電子図書館にアクセスし、電子本棚から貸し出しを受ける。電子書籍1冊に対し1人がアクセスでき、貸し出し中の電子書籍は、他の利用者は読むことができない仕組みだ。貸出期日には自動返却され、次の人が借りることができる。実際の図書館と異なり、ネットに接続できれば、場所を問わず24時間利用可能というメリットがある。

 貸し出しと閲覧のシステムは、一般書と専門書でそれぞれ別の民間事業者が提供する既存のサービスを導入する。電子書籍のラインアップは、各自治体がそれぞれにアイデアを出し、分担購入する。一般書約1万点、専門書約500点がそろう予定。今年度予算に関連費計約3860万円を計上した。

 森館長は「電子図書館がきっかけになってリアルな図書館にも目を向けてもらえれば」と話している。

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