五島で大貝彌太郎展 戦前の風景など50点

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 戦前の五島を描いた画家「大貝彌太郎やたろう」(1908~46年)の作品を集めた展覧会が、五島市の五島観光歴史資料館で開かれている。旧制五島中(現・五島高)で美術教諭をしていた時代に日常の風景を明るい色合いで描いた作品など約50点を展示している。

 大貝は福岡県水巻町出身。1935年に東京美術学校(現・東京芸大)を卒業し、旧制五島中や旧制諫早中(現・諫早高)などに赴任。46年に結核のため38歳で亡くなった。

 会場には水彩画や油彩画などを展示。大貝は五島中在職時、生徒たちと一緒に写生に出かけていたといい、正門や校舎、港を描いた作品が並ぶ。校内での同僚らの様子を描いたデッサンもある。

 少年特攻兵を描いた代表作「飛行兵立像」は、同館入り口付近に複製画を掲げた。絵の具がはがれ、傷みがひどい状態だが、同館の担当者は「戦争の痛ましさが伝わってくる作品」としている。

 県内での展示は、昨年12~今年1月の諫早市に続いて2か所目。同館の担当者は「膨大な量のデッサンに裏打ちされた絵の構成力は高い。色の配置も絶妙でバランス感覚にも優れている」と話している。

 12月22日まで。無料。問い合わせは同館(0959・74・2300)へ。

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