供養塔や墓石 歴史の証 6日から特別展 南島原で資料30点

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 島原半島に残された供養塔や墓石に込められた思いに焦点を当てる特別展「碑に刻む 供養される霊魂たち」が6日、南島原市の口之津図書館で始まる。江戸時代の一揆や噴火、津波の犠牲者を弔う碑の拓本などを展示。関係者は「当時の人々が死にどう向き合ったのかを知ってほしい」としている。

 同市教育委員会が市内の供養塔や墓石の拓本、写真を収集。特別展ではキリスト教関連資料も含む約30点を展示する。

 1637~38年の島原・天草一揆(島原の乱)では、天草四郎を総大将とする農民やキリシタンの一揆勢が原城に籠もったが、幕府軍によって陥落。約3万7000人が亡くなったともされる。約10年後、原城近くに建てられた市指定文化財の「島原の乱供養塔」(南島原市南有馬町)には、虫や妖怪に化けた死者の魂が人々を悩ませたので供養塔で民心を安定させる、と刻まれている。

 1792年の雲仙普賢岳の噴火では、地震と山崩れによる津波で対岸の熊本県にも甚大な被害をもたらした。「島原大変肥後迷惑」と呼ばれ、約1万5000人が死亡したという。円通寺(同市布津町)には津波の犠牲者を弔った墓石がある。無縁仏の墓石には前面に男女5人の戒名、側面に「流死」「五人同日」などと彫られている。庄屋の墓石にも5人の戒名と「一家中同時溺死」などとある。

 3月1日までの午前10時(金曜は正午)~午後5時。2月14、21日は午後8時まで。月曜と同9、27日は休館。入場無料。問い合わせは同市教委文化財課(0957・73・6705)へ。

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