砕氷艦「しらせ」 佐世保に寄港
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南極の観測活動を支援する海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」(約180人)が11日、佐世保市の佐世保港に寄港し、隊員らの出迎えを受けた。
しらせは基準排水量1万2650トンで、全長138メートル。現在の船は2009年に就役した2代目で、国が南極・昭和基地を拠点に行う気象や地質といった観測調査に従事する隊員と物資の輸送などを担う。
海自によると、今回の寄港は11月の第62次観測隊出発に備えた洋上訓練の一環で、14日に出港予定。新型コロナウイルス感染防止のため一般公開は行わない。
報道陣の取材に対し、しらせ艦長の竹内周作・1等海佐は「訓練を通じてチームの連携を深め、重責を果たしたい」と述べた。
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