いじめ認知717件減 昨年度県内 2879件
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文部科学省が22日に公表した2019年度の児童生徒の問題行動調査の結果で、県内の小中学校と高校、特別支援学校で認知されたいじめは2879件で、前年を717件下回った。
調査は計611校で実施。児童生徒1000人あたりの認知件数は19・7件で、全国平均(46・5件)を大きく下回った。
県教委によると、公立のいじめの内容で最も多かったのは「冷やかしや悪口などを言われる」の1859件で、全体の55・2%を占めた。いじめの解消率は、公立で93・2%(全国平均83・2%)、私立で89・5%(同79・2%)で、いずれも全国平均を上回った。
また、年間30日以上欠席している不登校者数は、公立2163人、私立203人だった。
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