高見大司教が講演 教皇来県の意義伝える
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核兵器廃絶について考える市民講座が12日、長崎市の県庁で開かれ、カトリック長崎大司教区の高見三明大司教が講演した。
県や同市、長崎大でつくる核兵器廃絶長崎連絡協議会が主催し、約70人が参加した。高見大司教は、ローマ教皇フランシスコが昨秋、爆心地公園で発したメッセージを紹介し、「実際に原爆が落とされた長崎から、思いを発信した意義は大きい」と語った。
修学旅行生に市内を案内する「長崎平和ガイド」を務める同市の伊藤富男さん(73)は「子どもたちに教皇の言葉を伝えていきたい」と話した。
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