島原温泉フェースマスク 観光ビューローPR
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島原市の島原観光ビューローが、島原温泉の温泉水を活用した新商品のフェースマスク「島原美人」の販売を始めた。雲仙市のまちづくり会社「雲仙みらいかたる」が開発した雲仙温泉の「雲仙美人」、小浜温泉の「小浜美人」のフェースマスク2品と合わせて、雲仙温泉郷3湯シリーズとしてPRしていく考えだ。
島原観光ビューローDMO推進室の古賀奈美部長ら女性従業員4人が中心となって、雲仙みらいかたると連携し、昨年6月から商品開発を進めていた。
フェースマスクには、島原温泉水のほか、島原半島で盛んに栽培されたウメ、旧島原藩薬園の歴史に基づくヨモギのエキスをそれぞれ配合し、島原らしさをアピールしている。
雲仙みらいかたるは2018年12月に硫黄泉の源泉を利用した雲仙美人、19年10月に塩化物泉の源泉を配合した小浜美人を発売した。
島原観光ビューローの中村慎次社長(59)は「島原を訪れた人に買ってもらい、リピーターを増やすきっかけにしたい」と話した。雲仙みらいかたるの企画部長百崎浩之さん(50)は「自治体の垣根を越えた3湯が連携した商品開発を通して、島原半島全体の活性化に向けた相乗効果を期待している」と述べた。
島原観光ビューローが指定管理者を務める島原城などで販売。希望小売価格はいずれも370円(1枚入り、税別)。問い合わせは島原観光ビューロー(0957・62・4766)へ。