壱岐市体操で楽しく健康
完了しました

◆「メタボ」「転倒骨折」予防2種類
壱岐市は、「病気にならない体づくり」と「転ばない、転んでも骨折しない体づくり」を目的にした市独自の体操「壱岐うらふれ体操」の普及を図っている。2月には動画投稿サイト「ユーチューブ」の動画を約7年ぶりに新しくした。新型コロナウイルスの影響による運動不足も懸念される中、市の担当者は「動画などを通じて気軽に体を動かしてほしい」としている。
市健康増進課によると、壱岐うらふれ体操はメタボリック症候群の予防などを目的に、2010年度に考案された。市歌に合わせて腕や足を大きく動かすのが特徴で、名称は市内の地名に出てくる「浦」や「触」にちなんで名付けた。テンポの速い「メタボ予防バージョン」と、ゆっくりとした「転倒骨折予防バージョン」の2種類ある。
動画では音声による解説もあり、誰でも気軽に始められるようにした。体験した人からは「楽しい」「肩こりがなくなった」などの声が寄せられており、同課では、市民が運動を始めるきっかけにしたり、日頃の運動不足解消に活用したりしてもらいたい考えだ。
同課の担当者は「新しくした動画を活用して、楽しんで体操を続けてほしい」と話している。
市は市民を対象に、要望があればDVDなどを提供している。また、体操の普及・宣伝をする「なごーいきよう隊」の隊員も随時募集している。
問い合わせは同課(0920・45・1114)へ。