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聖福寺 悲願の修復工事始まる 

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修復が決まった「大雄宝殿」
修復が決まった「大雄宝殿」

 老朽化が進む長崎市玉園町の聖福寺で、国指定重要文化財の大雄宝殿など4棟の修復工事が今月から本格的に始まる。約10年間、修復費の募金活動に励んできた関係者は悲願達成を喜んでいる。

 同寺は1677年創建の黄檗おうばく宗の唐寺。坂本龍馬率いる海援隊が運航する「いろは丸」が、紀州藩の船と衝突して沈没した「いろは丸事件」が起きた際の賠償交渉の舞台にもなった。

 大雄宝殿は1715年に改築されたが、屋根瓦のずれや雨漏りによる腐敗、土台の劣化も進んでいた。修復工事費を工面できず、2010年には郷土史研究家らが協力会を設立。寺でオペラを上演したり、湯飲みセットや本を販売したりして、修復費を募ってきた。

 こうした中、国は14年、「大雄宝殿」「天王殿」「鐘楼」「山門」の4棟を重要文化財に指定。文化財保護法などに基づき、29年度までの4棟分の修復工事費約18億5000万円のうち、約16億円は国の支援を受けられる見通しとなった。

 残りは協力会への寄付金や県、市の補助金で対応する予定だが、なお約5500万円が不足しており、引き続き寄付を募っていく。

 3月4日に行われた安全祈願祭には関係者約20人が参列。協力会世話人代表の宮川雅一さん(86)は「この日を迎えられて感慨深い。寺が立派になっていく姿が楽しみ」。同寺の田谷昌弘たやしょうこう住職(49)は「祖父の代からの目標でやっと始まったという思いだ」と意気込んだ。

 問い合わせは「万寿山聖福寺修復協力会」事務局の山田祥子さん(090・4357・4226)へ。

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1959277 0 ニュース 2021/04/04 05:00:00 2021/04/04 05:00:00 2021/04/04 05:00:00 修復が決まった「大雄宝殿」。3月下旬、周囲の樹木の伐採が行われていた。=美根京子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210403-OYTNI50022-T.jpg?type=thumbnail

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