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「世界遺産巡礼の道」県が発表

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 世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の魅力を体感してもらおうと、県は構成資産の教会や集落、関連施設を見て回る「世界遺産巡礼の道」を発表した。全長は、直線距離で東京―兵庫県姫路市間とほぼ同じ約465キロで、踏破の目安は34泊35日としている。担当者は「いずれは日本を代表する巡礼道にしたい」と意気込んでいる。(甲斐也智)

 巡礼道は、新型コロナウイルスの影響で観光客が激減する中、密にならずに長崎の魅力を感じてもらおうと企画された。

 参加者は、1550年にフランシスコ・ザビエルが県内で初めて布教を始めた平戸市にある平戸港交流広場を出発し、迫害を逃れて多くの潜伏キリシタンが移り住んだ五島列島を縦断する。その後、長崎市の外海の集落や島原・天草一揆の舞台となった南島原市の「原城跡」などを巡る。最終地点は、禁教下で潜伏キリシタンがフランス人神父に信仰を告白した「信徒発見」の舞台となった長崎市の大浦天主堂となっている。

 スタート地点とゴール地点は定まっているが、巡礼道は5~23キロの35区間に分けられており、どの区間からでも参加できる。

 県によると、巡礼道は、スペインの「サンティアゴ巡礼道」や和歌山県などの熊野古道など各地にあり、多くの人が訪れているという。

 県の担当者は「日本でのキリスト教の歴史の中で大切な場所が数多くあり、豊かな自然の中を歩くコースとなっている。世界遺産の理解だけでなく、癒やしを求めたり、自分を見つめ直したりする道として利用してほしい」としている。

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2150506 0 ニュース 2021/06/24 05:00:00 2021/06/24 05:00:00 2021/06/24 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210623-OYTNI50030-T.jpg?type=thumbnail

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