
長崎を含む九州北部が梅雨明けしたとみられると発表された28日、県内はおおむね晴れ、最高気温は島原市で33・4度、佐世保市で31・3度、長崎市で30・8度などと各地で真夏日を観測した。
梅雨期間(11~27日)の降水量は、県内全域で平年の同時期を下回った。最も割合が低かったのは壱岐市の25%。
長崎市の平和公園には、この日も大勢の修学旅行生らが訪れた。「のどが乾いてたまりませんでした……」という少女の手記が刻まれた石碑がある「平和の泉」では、梅雨明けの空に向かって、勢いよく噴水が上がっていた=写真=。