ハザードマップ一目瞭然

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SONICでハザードマップを表示する時枝さん(奈良市で)
SONICでハザードマップを表示する時枝さん(奈良市で)

 ◇奈良大生 ウェブコンテンツ作製 全国自治体の表記統一

 スマートフォンやタブレット端末で全国のハザードマップを簡単に見られるウェブコンテンツ「SONIC(ソニック)」を、奈良大4年の時枝稜さん(22)が作製した。分かりやすく、見やすいことを目指し、自治体で、まちまちの表記ルールを統一した。広く活用してもらうため、奈良大のホームページで無料で公開している。(松浦彩)

 SONICでは、「地理情報システム(GIS)」を活用。土砂災害危険箇所や浸水想定区域、避難所などの情報を示した全国のハザードマップを見ることができる。

 ハザードマップは原則、市町村ごとに作られるため、表記のルールはバラバラだ。例えば、浸水レベルが増すにつれて青色から赤色へとグラデーションを付ける自治体もあれば、水色から青色へと濃くなっている自治体もあり、同じ青色が示す意味がマップによって違う。

 隣接する市町村の情報が掲載されておらず白地図のままで、市町村の境界を越えて避難することもあり得る実情に沿っていないなどの課題もある。

 2022年度から、高校で地理が必修化され、GISの使い方を学ぶことになるため、高校の地理の教員を目指していた時枝さんは、身近でGISに触れられるコンテンツの作製を検討し、実生活で役立つハザードマップを作ることにした。

 誰でも、どこでも、簡単にアクセスできて、使いやすい――を目指し、表記のルールを統一した。マップの拡大、縮小も可能だ。

 SONICでは、南海トラフ大地震が発生した際の最大震度予測と都市圏活断層も閲覧できる。

 4月から、故郷の大分県で小学校教員になる時枝さんは「子どもたちだけでなく、多くの人が、自分の住む地域で起きうる災害を知り、備えることにSONICが役立てばうれしい」と話している。

452423 1 ニュース 2019/02/20 05:00:00 2019/02/20 05:00:00 2019/02/20 05:00:00 SONICでハザードマップを表示する時枝さん(奈良市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190219-OYTNI50067-T.jpg?type=thumbnail

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